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 今年の能楽初鑑賞

 29年の能楽初鑑賞は、1月8日 (日) 12:00 開演、喜多流能楽堂での喜多流自主公演。
 能2番・狂言1番・仕舞1番の上演。
 今日は、元職場の役員らの観能会で、鑑賞参加者は5名。


 能「賀 茂」
  シテ/里女・別雷神 出雲康雅  
   シテツレ/前 里女 大島輝久・後 谷 友矩
   ワキ/神職 殿田謙吉 ワキツレ/従者 則久英志・梅村昌功 アイ/末社 山本凛太郎
   囃子方/笛 杉 信太朗・小鼓 鵜澤洋太郎・大鼓 柿原弘和・太鼓 梶谷英樹
   地謡/頭 粟谷明生 後見/主 内田安信

  正月らしく初番は脇能「賀茂」。神職らが賀茂明神に参詣すると、二人の里女が現れる。
  前場は、里女と神職との長い問答が続く。康雅の謡は、強いが些か間延びする。
  輝久の姿、所作が美しい。凛太郎は、未だ芸が幼い。
  後場は、友矩の天女ノ舞、康雅の舞働きがキビキビして舞台を締めた。
                                (上演時間:90分)


 能「雲林院」
  シテ/前 老人・後 在原業平の霊  香川靖嗣
   ワキ/公人 宝生欣哉 ワキツレ/従者 大日方 寛・野口能弘 
   アイ/北山辺の者 山本則重
   囃子方/笛 一噌幸弘・小鼓 観世新九郎・大鼓 佃 良勝・太鼓 小寺佐七
   地謡/頭 粟谷能夫 後見/主 塩津哲生

  「伊勢物語」の愛読者 公人が、従者を伴い雲林院へ参ると、ひとりの老人が現れる。
  前場のシテ・ワキとのやりとり、伎芸巧者 香川と、一段と芸力アップの 欣哉との問答
  が、頗る心地よかった。則重の語りは、安定感があってよい。
  後場は、業平の霊が昔物語りと懐旧の舞「太鼓序ノ舞」を舞う。香川の舞は、業平の
  情欲を穏やかに抑え、しかし随所に強い情趣を際立たせて、余韻を残す舞であった。
                               (上演時間:95分)




 

観能記 | 12:35:38

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