「一字 一句」
   
06 | 2015/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

 久し振りの能楽鑑賞と作句

 2カ月振りに、能・狂言を楽しみました。29日(水) 午後1時から、国立能楽堂での
 定例公演で、狂言「佐渡狐」、能「自然居士」の上演でした。
 
 狂言の「佐渡狐」、石田幸雄をシテに 深田博治と 高野和憲でしたが、幸雄はともかく
 博治と 和憲は今イチ面白味に欠けました。

 能「自然居士」は、居士に 香川靖嗣 (喜多流)、人商人に 宝生欣哉、子方に 大島伊織
 クン、門前の者 野村萬斎の配役でした。

 居士と人商人との強談判は、なかなか迫力がありましたが、靖嗣は大仰に声高に演じ
 るのではなく、柔らかみの中に強さと説得力のある芸を見せてくれました。

 また、中之舞・曲舞・ささら・羯鼓の芸尽くしも見応えありました。欣哉・萬斎も、
 持ち味を出して好演しました。伊織クンは、少し眠かったようです。
 囃子方、地謡陣も見事でした。

  作 句  
      雲居寺の夏説法や自然居士    自然居士人商人の朱夏談義
      芸尽くし自然居士舞う夏舞台   居士の面大喝食や青葉木菟

              季語「夏」:夏説法・朱夏談義・夏舞台・青葉木菟



 能面虫干し見学と作句

  俳句を勉強してみようと思いたったのは、今年5月に76才になってからである。
  11年前の65才に、能の鑑賞を始めたのと同じ動機で、何か新しいものに挑戦
  してみようと言う意地があった。20年前、56才で油絵の制作に取り組んだ時も
  同様である。

  何ごとも中途半端で終らせたくない性分で、油絵制作・能楽鑑賞の結果は自分
  なりに満足している。しかし、油絵と能は、若かったから無理や無茶が出来た
  のだが、もう体が言うことを聞いてくれない。

  俳句は、結社とか句会などに入った方が、上達も早いと聞いている。が、当座
  は己の勉強一筋で行く。昨日、能面打の 岩崎久人師に連れられ、青山の銕仙会
  能楽研修所での「能面の虫干し」を拝見した。
 
  早速作句してみたが、推敲が足りず満足するものはない。

    虫干しや能面たちが並び居り    風入れや翁の面が微か笑む    
    役者居ぬ面虫干しの能舞台     能面の涼し気なる曝暑かな
    幾多夏役者が掛けし面強し     虫払い面打つ人の息使い

           季語「夏」:虫干し・風入れ・曝暑・幾多夏・虫払い
  
  
  

 タイトル 「一字 一句」に変更

    本ブログのタイトル「能 みたまんま」を、本日から「一字 一句」へ
    変更いたしました。

    私の体調不良から、昨年来「能楽鑑賞」が思うように出来なくなり、
    今年5月から、「俳句」の作句に力を入れることにいたしました。

    俳句は、勉強すればするほど、能と同様に極めて奥深いものがあり、
    到達点がないと言ってもよいと思われます。五・七・五の「型」、
    「季語」、「切字」が、俳句の原点・特徴と言われ、これらを習得
    して行かなければ前に進めない。

    1カ月に30句以上、取り敢えず 1,000句作らなければ「俳句」を
    語れないと教えられました。今から10年ほど前、能観賞を始めた時、
    2,000番観なければ「能」は判らないと言われたことを思い出します。

    言葉の〈一つ一つ、一言一言、一言一句、一字一句〉を大切に、作句
    に励もうと思っています。
    「思慮分別」(物事を深く考え、識別し判断する)「不言実行」(言い
    訳や文句を言わず、黙々と実行)「用意周到」(準備万端、手抜かりが
    ない)「勇往邁進」(目的に向い、ためらうことなく突き進む)を
    心掛けて行きたいと思います。



7・8月のことなど

 能楽鑑賞は、さっぱりご無沙汰です。6月末に、1公演観る予定でしたが、
 体調不良のため行けませんでした。持病の不整脈は一応落ちついていますが、
 メニエール病は思ったより症状が重く、めまい・耳鳴り・難聴が続き鬱陶
 しいです。

 笛のヒシギ・大革の打音などが耳に異常に響いて、耳栓しながらの観能と
 ならざるを得ません。好きな観能ですが、それまでしてもと大分弱気に
 なっています。

 7月観能は、これから3公演予定していますが、正直なところ行けるかどう
 かは、当日になってみなければ判りません。8月は、1公演を予定して
 いますが … 。

 アメリカから、娘夫婦と孫二人がやってきて賑やかですが、彼らとの旅行は
 私の体調次第で行ったり止めたりの状況です。上の男の子が14才 (9月高校
 入学)、下の女の子が11才 (9月中学1年) で、随分大きくなりました。

 俳句の方は5月に始めて、今迄に195句作りました。色々、勉強しながらの
 作句は結構楽しいです。






最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード